ShimaMemo

ロードバイクに関する備忘録です。週末のための平日の過ごし方をより良くしてきたいです。

ツール・ド・おきなわ2017 市民レース100km アンダー39(DNF)

レースに出始めて2年目になるが、今までで一番大きなレース。
チームメイトが出場するということで便乗する形でエントリー。
全国から猛者が集う大会、どんな選手と走れるか楽しみで仕方なかった。
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■リザルト
DNF
■ログ(GARMIN調べ)

2:47'21",92.23km,Ave33.1km/h,155bpm/83rpm,177W(NP209W)

■振り返り(概要)

奥の下りが終わる10km地点で発生した落車に巻き込まれ、ストップ。

再スタートし、できるだけ順位を上げてゴールに帰り着くことを目標に走るも、90km過ぎの羽地ダムの登りでディレーラーハンガーが折れてしまい、自走不可になり終了。

 

以降、自分メモとして、頭の中の光景を書き出しただけなので有益な情報は一切出てこないです。

それでもかまわんよという方はスクロールしてみて下さい。かなり長くなりました...

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■振り返り

・レース前

チームメイト3名で金曜日に沖縄入りし、その日のうちに普久川ダムの登りを、翌日には羽地ダムの登りを試走した。
試走の間、ずっと身体が重く、脚も思ったより回らず、気持ちがどんどん沈む。
試走する他の選手が皆強そうに見えてくる始末...
レース前日は不安を抱きながら眠りについた...
・レース当日
3時過ぎに起床し、身支度を整え、送迎バスの出発地点へ。
途中にコンビニに寄った時、風の強さが印象的で必ず集団に残らねばとあらためて意気込む。
スタート地点に着くと遅れてやってきたバイクを受け取り、公民館的な建物の陰に入り風をやり過ごす。
そうこうしているうちにスタート招集の合図。
バイクは待機場所の中ほどに止めていたが、運悪くトイレの列に並んでいたこともあり、気付くと最後尾に...
やっちゃったと思いつつ、奥の登りで順位を上げれば良いのでそこまで悲観的にはならなかった。
スタート1分前の合図。
やけに長く感じるこの時間。
実はこの時、200kmの集団がなだれ込んできたのだが、お構いなしにスタートは来られた。
・レース開始
奥の登りは、先の200kmの集団との間を開けるために、ほとんどをパレードラン並みのペースで登った。
とは言え、その強度でも下がってくる選手もおり、思ってたよりも楽に先頭の背中をはっきり視界に収める位置に上がってこれた。ラッキー。
そして下りに差し掛かる。
細かいアップダウンをこなしている時、とある下りで前方(たしか2列ほど前)で落車が発生。
ブレーキするも間に合わず、フロントから突っ込む。
さらに後ろからも突っ込まれる。
すぐに起き上がり、バイクと身体をチェックしたところ、身体は小さな擦過傷。これは問題なし。
リアディレイラーは変速が思うように決まらず、トップとローが使えなさそう。だが、まだ走れる。
フロントはステムとハンドルの角度が曲がり、アーレンキーで直さないと自走不可の状態。
同じ落車でストップしていたチームメイトも身体に多少傷があったもののバイクも走れる状態だったので、自分のバイクを直してから走ることに。
サポートカーからアーレンキーを借り、ハンドル周りを修正し、再スタート。
落車からここまでおよそ20分。
先頭にはもう何があっても追い付けないが、チームメイトとゴールに帰ることにした。
・再スタート後
所々で別クラスの選手を見つけ回すも、こっちが元気なので速度が合わずローテーションはうまくいかない
そのまま2人で走っていると同じクラスで復帰が早かった選手を見つけ、3名で普久川の登り口までということで回す。
追い風基調の海岸線。
3名でもあっさり40km/hオーバーで走れる。
これが集団だったらいかに楽しかったか...
 
普久川登り口に差し掛かり、ここからは練習モードに切り替え、行けるところまで踏むことに。
ここまで一緒に来てくれた選手には声を掛けずに上がってしまったのでそれだけが心残り。
もし何かのきっかけでこれを読んでいただけたならこの場を借りてお礼を申し上げます。
普久川の登りは向かい風が強く、早々にタレるも、2人だからこんなもんだろうと割り切る。
集団だったらいかに楽だっただろうか。
他の選手のレースレポを見ると、先頭集団でも19分半切りのペースで登ったらしい。
なんだ、いけたじゃん(泣)
 
KOMの後は各々のペースで下ることに。
下りは道幅いっぱい使い、丁寧にかつ遅くなり過ぎないように下る。
誰にも追い越されずに下れたので合格点か?
 
さて、ここから一人旅開始である。
下りきるとすぐに通称「学校坂」に差し掛かる。
普久川以降の登りは全て初見だったが、距離は事前に調べていたのでそれを目安に登る。
なかなかにきつい坂だったなぁ。やだやだ。
他のクラスの千切れた選手たちを横目に前に前にゴールに帰ることだけを考えて進む。
ただ、やはり一人は厳しく、海岸沿いに出たところで10名程度のトレインを見つけ少し休ませてもらう。
全然楽でもう少しいたいなと思ったが、少しでも順位を上げて起きたいので、その後の登りで分かれた。つかせていただき、ありがとうございました。
 
その後のアップダウンでも抜かれることはなかったが、一人だけ強い選手が上がってきた。
自宅に戻ってから分かったのだが、今年の秩父宮杯上級で上位に食い込んでいた選手だた(下調べしなさ過ぎ)。
「100kmのどの辺か」と聞かれたが、自分も足止めをくらって分からないと告げると少しだけローテーションをして回す。
が、やはり強く、付き合うことができず先に行ってもらった(3時間半切りでゴールしていたなぁ)。
ご一緒できず、すみませんでした。
 
そして、一人旅が続く中、最後の登りである羽地ダムに差し掛かる。
ここまでの走りで制限時間にかかる心配は無し。
あとは順位をどれだけ上げられるかである。
とは意気込んだもののここまで脚はほとんど残っておらず、登りが悲しいほど遅い。
さらに、後ろから集団が迫ってきており、抜いた人達に抜かれそうになる展開に...
踏めないなら回すしかないと思い、今まで使わなかったローに入れた瞬間、ベキベキッという音とともにバイクが止まる。
思わず転びそうになるが間一髪でクリートを外し、脚を伸ばして停止。
この時が一番攣りそうになった。
後ろには選手がいたものの、幸いぶつかることなく回避していただけた。
驚かせてしまい、すみませんでした。
バイクを降りてチェックしたところ、リアディレイラーのハンガーが折れ、ディレーラーがスポークに絡まっていた。
後ろにも前にもホイールが回らない状態。
ここへ来て正真正銘のリタイアである。
 
仕方なく、バイクを担いで歩道を登ることに。
コースからは「パンクか?」「大丈夫か?」の声。
リアディレイラーを指差すと「あぁ...」という表情を見せる。
ですよね。
と、自分も思う。
が、落車に巻き込まれながらもここまで帰らせてくれたことに安心感を覚えたのか妙な落ち着きがあった。
 
・レース後(完走してないけど)
番越トンネルの出口まで歩き、大会の係の人に「回収車は来るか」と尋ねたところ、来るはずとのことで待つことに。
数多くの選手を見送る。その中に普久川の下りで分かれたチームメイトもいた。
どうやら途中でパンクし、替えのホイールを長い間待っていたようだ(その後、無事に完走。お疲れ様でした)。
さて、14時が過ぎ交通制限も解除に。
回収車はというと来る気配が無い。
携帯も預けた荷物に入っており、連絡手段が無い。
ちょっと焦り始めた時、応援に来ていたという地元の方に「乗っていくか」と声を掛けていただいた。
実は、その前にも別の方に声を掛けていただいたが、待ち始めてあまり経ってなかったのでバスを待つと答えたのだが、状況が状況だけに2組目の方にはお言葉に甘えさせていただいた。
こんな汗まみれな自分を運んで本部まで連れて行ってくださってありがとうございました(市民オーバー50の選手(順位は覚えているが割愛))。
・本部にて
運んでいただいた方と分かれて本部へ向かう。
チームメイトを探していると逆に声をかけられ無事に合流。
状況説明し、「身体が無事なら問題ない」ということで一件落着。
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■最後に
完走出来なかったので現時点では来年も参加の方向で検討中です。
いつも練習でご一緒する方々、来年こそは先頭集団で帰ってきますので。
また、練習ではよろしくお願いします。

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